「いやぁ、もうわがまま放題で、ホント帰ってくれてほっとしました。」
友人とひさびさに会ったら、大学生の息子さんが休みに帰省してて、昨日戻
って行ったって言う話。ほっとしましたか、そんなもんなのなんでしょうか
ね。
彼女も学校関係の堅い仕事をしています。私よりキャリアも長いし、いろん
な生徒さんや親御さんの相談役を長い間しているから、立ち居振る舞いは完
璧。話す内容なんかも、世の中の親御さんのお手本になるようなタイプの人
なんですけどね。
私の息子はまだ同居の高校生。出ていくと相当さみしいと思う。
もちろんわがまま放題だし、子供らしく生活してくれてて、それにも感謝し
ているんだけど、親って、子供に親の顔いろをうかがうように、しつけるの
が、社会的には正しいっていう前提なんですよね。
いまだに。
友人だって、息子さんが戻ってきて、一緒にお正月が過ごせて楽しいでしょ
う?帰っていけばさみしいわけだし、家の中だってしんとしているに違いな
い。
それでもほっとするのかしら。そういう面もあるのかもしれないけど、正直
じゃない気がする。
「いやぁ、帰ってきてくれるのがうれしくて、前の日からごちそう作って、
そわそわしましたよ。一緒にいられて楽しかったけど、いなくなるとさみし
くて」って言わないんですね。一般的には。
帰り道、いろいろ考えちゃいました。





